早く上手くなりたい、音源に合わせて弾けるようになりたいなど、
初心者の方のみならず、皆さんそう思って練習されていると思います。
私もそうでしたし、とても気持ちは分かります!
けど、ちょっと待って!今やっているその練習方法…もしかしたら間違っているかもしれませんよ。
楽器を練習する前に是非一度確認して頂きたい事ばかりです。
良かれと思ってやっていた練習の仕方を、もう一度見直してみましょう!
もくじ
曲を練習する前に…
ウォーミングアップをしよう!
冬の時期は特に指を温めましょう。
指が冷えたままだと動きがとても鈍いですし、無理に動かすと指を痛める危険性もありますので気をつけましょう。
指や腕のストレッチが効果的です。
チューニングをしよう!
練習の前には必ずチューニングをしましょう。
チューニングがずれたまま練習してしまうと、ずれた音が正しいと判断してしまい正しい音感が育ちません!
チューニングも繰り返せば早く出来るようになり、苦ではなくなります。
フォームの確認をしよう!
楽器の構え、右手左手のフォーム、ピックの持ち方の確認をしましょう。
構えやフォームは基本中の基本。とても大事なことです。
ここを怠ると変な癖が付いてしまい、その癖を直すのにとても時間がかかってしまいますので、毎回必ず確認しましょう。
脱力して弾こう!
力が入り両手がガチガチに固まって弾いては良い演奏は出来ません。
押弦した時に左指が逆に反っていたり、弦を曲げて押さえていたりしていたら、力が入っている証拠です。
力を抜き少しずつ弦を押さえる力を強めてみて下さい。
弦を押さえる力は最小限にする事が大切です。
右手の力加減も弦を弾いた時に、弦の振動が暴れるくらいビローンと鳴ってしまうと力が入りすぎなので、綺麗に弦が振動して響くように脱力して弾きましょう。
右手と左手のタイミングを合わせよう!
弦を押さえるタイミングと右手で弦を弾くタイミングが合わないと綺麗に音が響きません。
メトロノームには合わせず、テンポはとても遅く弾いて頂き、音が伸びて繋がるように意識して弾きましょう。
曲やフレーズを練習しよう!
メトロノームや音源にはまだ合わせず、ゆっくり確認しながら練習するのがコツです。
弾き間違えを繰り返すと、その間違えを体で覚えてしまい、間違い癖が付いてしまいます。
すなわち間違える為の練習をしているのと同じなのです。
そして、その間違いを直すのに倍以上の時間がかかってしまいますので、良い練習方法とは言えません。
なるべく間違えずに繰り返し練習する事が、上達への近道だと思います。
右手、左手を分けて練習しよう!
いきなり両手で違う事をするわけですから、難しく感じてしまう事があると思います。
そんな時は焦らず、片方ずつの右手だけ、左手だけの動きを確認しましょう。
右手、左手を合わせて練習しよう!
片手ずつの動きに慣れてから両手で練習すると、理解がしやすくなっていると思います。
この時もメトロノームには合わせず、テンポはゆっくりにして頂き焦らず練習しましょう。
無理なく練習する事によって、挫折する率が低くなると思います。
メトロノームに合わせよう
先程右手左手を合わせたテンポぐらいの速さでメトロノームを流して弾いてみましょう。
自分の理解出来るテンポで弾く事が大事です。
慣れてきたらテンポを上げて弾いてみよう
ここでようやくテンポを上げます。
ですが、無理にテンポを上げる事は非常に危険です。
無理に早いテンポで練習してしまうと、余計な力が入ったり、フォームが崩れたりしてしまいます。
今まで練習してきた事が台無しになりますので、ここは必ず守ってください!
テンポを上げるコツは、欲張らず5ぐらいずつ上げます。
何回か弾いてみて慣れてきたらまた5あげる…を繰り返して頂きます。
5あげるのがキツければ、1でも2でも良いので少しずつ上げると良いですね。
メトロノームの速さについていくのが精一杯であれば、無理にテンポを上げない方が良いでしょう。
弾くのに少し余裕があった方が間違えずに繰り返し弾く事が出来ると思いますので、より定着しやすくなると思います。
音源に合わせてみよう!
ここでも無理は禁物です!
今では無料アプリで再生速度を下げれるものがあったり、YouTubeでも再生速度が変えられるようになってますので、まずは自分のテンポに合ったもので練習しましょう。
そして無理なく徐々にテンポアップしていきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
【初心者】上達への近道!効果的な練習の心得【エレキ、アコギ、ウクレレ、ベース共通】の記事は以上になります。
毎日この内容をチェックしている時間が無い方もいらっしゃると思いますが、知っていると知らないとでは違うと思います。
時間がなくても心がける、気にかける事も大事だと思います。
楽器は毎日5分でも良いので練習すると、定着するのが早くなりますよ。
是非楽器を弾く喜び、日々上達している喜びを噛み締めて、毎日楽しんでくださいね!